09 篠栗の切妻
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“庭師と作る家”をテーマに家づくりをされている庭乃家さんとのプロジェクトです。
ご夫婦と将来迎えるワンちゃんのための住宅で、コンパクトながらも庭とつながり広がりを感じられることを意識しました。
1,000m2を超える広い土地の中央に、南庭と北庭を分けるように室内面積22.5坪の平屋を配置しています。
矩形の室内空間を囲むように玄関ポーチから続くL型の軒下空間を設けることで、リビングを外部に拡張して使ったり、外部からは庭仕事の休憩や鉢植え植物の避難場所など自由に過ごせる場所になりました。
室内の活動の場は廊下のない一室空間とし、土間リビングと一段上がった板の間を中央に配置することで、周囲のダイニング、キッチン、ワークスペースはそれぞれの用途使い道によって拡張できます。
また板の間から土間リビング、軒下、庭のレベルをそれぞれ15cmずつ下げていくことで、視線を庭に向けながら前方の水田から遠くに見える山まで自然が繋がるように意識しました。
1LDKのコンパクトな間取りですが、つなげて、見通せて、回遊できるように計画することで広がりを感じられる家になりました。
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庭や『おし組』
庭師と語らいながらつくった、夫婦ふたりの平屋暮らし「庭師とつくる家」建築士×庭師のガイド付き